大学入試改革は中高一貫校に有利?

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サピックスでもらえる冊子に「さぴあ」という進学情報誌があります。

この「さぴあ」ですが、いろいろとタメになる情報が載っていて、今月の特集の一つに「東大合格者数ランキングで上位を独占!中高一貫校はどうして強いのか 大学入試改革に対応する効果的な受験対策」という特集がありました。

要約すると、東大合格者数の6割以上は中高一貫校出身者という話から、最後の方はY-SAPIXの宣伝でしたが、大学合格実績の良い中高一貫校に入学した生徒のうち、一定数は高校受験がないため中だるみしてしまいがちなんだとか。

私たちの年代の大学受験といえば、高2とか高3から頑張って受験勉強すればある程度間に合った感があるのですが、昨今の大学入試改革では「中1からこつこつと」が大切なんだそうです。

保護者の大学受験の常識は通用しないことを理解して保護者も意識を変えていかないといけない時代のようです。

 

英語の民間試験の準備をしたり、学校の勉強だけではなくてさまざまな活動も大切にしていかないと、総合型選抜(現行のAO入試)とか学校推薦型選抜(現行の推薦入試)には対応できないので、親も大学入試改革の制度を理解して子供に教えてあげないと、勉強はできても大学受験の準備が間に合わない、ということが起こりそう。

テストで点数が取れる学力はもちろん必要ですが、高校の内外での部活とか学校行事、ボランティアなどなど、いろいろな活動に積極的に参加して結果、成果を出していくことが大切なんだそうです。

なんだか、部活動とかボランティア活動の成果とか、就職活動のPRみたいな感じですが。。。

 

そして、上記のような部活や行事、ボランティアとか科学オリンピックとか各種コンクールに出場して結果を出す、となると、高校入試のない中高一貫校の方がじっくり準備できて有利、というのもわかる気がします。

 

とにかく、勉強以外にもいろいろ頑張らないといけない今の中高生、ほんと大変だと思います。

もちろん、親も大学入試改革の勉強をしっかりして準備する必要があります。

子供だけでなく、親もちゃんと勉強しないといけないですね。

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